もちろん最終的には法人化するのが目的ですが、2010年末の時点で物件を1件ももっていないうちから法人化するのはちょっと気が早いと思ったのです。資本金の規定こそ緩和されたものの、定款つくったり、代表者印をつくったり、その他もろもろの経費も考えるとある程度、軌道に乗ってからにするのが常識的かなと考えました。1件目で失敗して全面撤退ってこともあるかもしれないわけですから.....。
その点、個人事業主であれば税務署に書類を提出するだけで開業も廃業もできるわけです。ただ青色申告できちっと帳簿をつけて確定申告しなくてはいけませんが......。ですが中長期的に事業を拡大していくつもりならばお金の収支がきちっとでてくるようにしておいた方がいいにきまっています。それにきちっと帳簿をつけて経費を計上していくことで本当に経営がうまくいっているのかいないのかがわかります。
年度途中での開業にすると初年度の計算が面倒になりそうであることからまるもりは2011年1月1日開業という形で開業とどけを出すこととしました。まるもりはサラリーマンで平日は仕事をしていますから、電話の対応などは専業主婦をしている奥さんにお願いすることになります。役所への書類の申請など平日にいろいろお願いしなくてはいけないことがあるので、奥さんを青色専従者として同時に申請します。給料は月5万円の設定にしました。1日あたり1300円くらいですから、簡単な事務作業とかんがえれば妥当な金額かと....。
この給料分は税金計算のときに引いてもらえるので、黒字経営ができれば少しもどってくるはずです。
開業届の書類の一式は国税局のホームページ(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm)からダウンロードしました。でも提出は税務署にいかなくてはいけません。(まあ実際、誤記載や記入漏れがあったらすぐに直してもらえますから直接行って出すに越したことはないでしょうし.....。)奥さんは基本的に役所は怖いらしく市役所に書類を申請するのも嫌がるのですが、まるもりもなかなか平日に休みをとるのは難しく、「ねえ、出しに行ってくんない?必要だったら委任状も書くし....。」と頼んだところ、「絶対、やだ!!だいたい開業する本人が出さないでどうするのよ?」と言われて拒まれてしまいました。(いや言い分はごもっともでございます.....。)
ということで、開業届はどこか休みをもらえる日にまるもり本人がいくことになりました。開業届は、開業した1月以内に提出ということなので1月1日開業とすると1月31日まで猶予があることになります。まるもりは1月17日に開業とどけを税務署に提出しにいきました。
2014年04月06日
業者との出会いと個人事業主の申請(2)
posted by まるもり at 11:09
"業者との出会いと個人事業主の申請(2)"へのコメント
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