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最近、出資者の方からよく裁判についてどう思いますかと質問をうけます。
出資者Y様からもコメントいただきました。
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まるもり様、いつも情報提供、ありがとうございます。
私も件の弁護士事務所に問い合わせをして、集団訴訟
参加の資料をもらったのですが、Saigon様と同じく、参加
するか決めあぐねています。手数料を考えると、最低でも
損害の9%は回収しないとペイしないのですが、はたして
そこまで回収できるのか・・・。回収ゼロの場合、さらに
少なからぬ金額を捨てることになりますし。
そろそろ申し込み期限が到来するようなので、態度を
決める必要があるのですが、悩ましいところです。
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まず、コメントにも書きましたが、まるもりもこの弁護士事務所がどのようなところなのかはわかっていません。読者の方の不利益になってはいけないので、特に推薦しているわけではないですよということは重ねて確認として言っておきます。あくまでも、民事訴訟をおこそうとする動きのひとつとして取り上げただけです。
当然、他にも裁判を起こそうとしている方はいらっしゃるでしょうし、実際に動いているのはここだけではないだろうと想像します。
裁判を起こして資金回収できるかは、やはり正直なところ微妙だと思います。時間もお金もかかりますし、その間に相手方が破綻すれば裁判に勝っても資金回収できない可能性もあります。
支払能力がなく回収できない相手に損害賠償で勝訴しても判決は紙きれにすぎません。(差し押さえできる資産がある相手なら有効ですけどね.....。)
ですから出資者Y様のおっしゃるように余計な経費がかかるだけで終わる可能性も否定できません。
ただ、この情報源もなくどうしていいかもわからない状況の中で、専門家のアドバイスや情報を収集できるようになるというのは利点ではあるかもしれません。(だれか相談相手があるだけで気持ち的には楽になりますしね......。)
また、裁判がおこされることにより、調査がすすんで明らかになることもあるでしょうし、相手方が資産を隠そうとしたり、証拠隠滅をはかるような行動を阻止する手だてを打つことができるかもしれません。
あとは相手方に精神的なプレッシャーを与えることはできるでしょう。出てくる判例によっては立場がかなり厳しくなる可能性もあります。
そう言う意味では個人的なリターンは期待できなくても、出資者全体の利益を考えれば裁判がおこされる意味はあるとは思います。
ただ資金が回収できる見込みがあるかというと見込みはやはり現状、厳しいでしょう。
500余名の出資者の思惑はみなバラバラですし、刑事告訴してやるって人もいるでしょう....。状況によっては検察が動く可能性もあります。本当は現実的な落としどころを探して冷静に話し合う場をつくることができればよいのですが....。
その環境をつくるにはあまりにも当事者が多すぎますし、3月4日の説明会の内容では感情的になる人がでても仕方がない部分もあります。(高橋氏もかなり悪いですが、彼に擦り付けて他の役員は責任回避して逃げ出そうとしているととられても仕方がない内容のようでしたから.....。)
どうするのが一番いいのかまるもりも責任を持って言える立場にはありませんし、その能力もありません。下手な事を言って他の出資者の方の不利益になるような事だけは避けなくてはいけないと思っています。
結局、裁判を起こすも、参加するも、静観するも最終的な判断は出資者の方々、一人、一人が決める事だと思います。
いずれにしても、まるもりは今、裁判をかかえられるような状況ではないので7月の集会までは静観しつつ情報収集に引き続き努めるつもりです。
ここでの情報発信が出資者の行動決定の参考となり一助になることができればと願うばかりです......。
とりとめのない記事になりましたが、出資者の方からのメールやコメントに対しての今のまるもりにとってのめいいっぱいのお返事ということで書かせていただきました。(ちゃんとしたお返事になっていない気もしますが......。)
引き続き、何か情報ありましたらメールやコメントで教えていただければ幸いです。出資者の方々にとってすこしでもいい結末をむかえられればと思っています。
引き続き変わらぬご指導、ご高配のほどよろしくお願いいたします。

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