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さて、本日はVIN-NETの第2回の債権者集会でした。
予想どおり、フランス、スイスでの仮押さえされていた在庫(約17000本)に関しては、仮差押えが解除されないまま、裁判が進んでいるようです。
で、最終的な残り資産が確定しないことから予想通り第3回の債権者集会が設定されました。平成29年3月14日(火)午後1時半から、家簡地裁合同庁舎5階の債権者等集会場1で開催予定です。
事前の情報の通り、国内在庫のワインの方は97万で処分されていました。2015年12月31日現在での貯蔵品の173万9851円とされていた部分ですね.....。一方、海外の在庫ですが、フランスの債権者が海外の在庫の仮差し押さえをしてこれの処分ができない状態がつづいているようです。
現在の裁判手続き費用で3205475円の支出があり、裁判が長引けばこれは今後膨れ上がっていく可能性があります。日本での破産手続きがそのままフランスで有効になるわけではなく、訴訟が長引く可能性もあり、フランスの債権者の日本の代理人と現在和解交渉も同時におこなわれているとのことでした。
海外の在庫の処理にはなお時間がかかりそうですね.....。仮押さえ処分を訴訟で勝ってはずすか、仮押さえ処分を和解で取り下げてもらうかの2択ですし、その間のフランスの法律事務所に払う手続き費用も膨らんでいくわけで....。
海外の在庫を処理できるようになったとしても、17000本のワインを一気に処分しようとすると値崩れする上に足元を見られますし、円高になれば為替差損もでてくることでしょう。
一般破産債権届け出額は47億8723万5724円、それに対して現在確保されている資金は3956万8663円。
2015年12月31日時点での仕入れ原価による簡易査定額で1億2096万1983円とされていた約17000本ワインは実際にはどれくらい現金化できるのか...。(2015年12月のときの1ユーロ 131.77円、現在114.95円.....。為替だけで名目の円建て換算では2割近く減......。)
大量処理によるディスカウント、手数料、為替差損もろもろで、最終的に5000-6000万くらいに落ち着けば御の字でしょうか....。すると現在確保されている資金と合わせて1億弱。48億の届け出債権の内のどれくらが承認されるかはともかくとして回収額の見込みは2%くらいでしょうか....。
でもそれもいつ決着がつくのかわからない状態です...。(裁判で勝訴の判決をとれても相手に上告されれば2審が終わるのにも時間かかるし、裁判費用で残りの資産の棄損されるし.....。)
すでに北田氏らに損害賠償請求の裁判を起こしている人は起こしていますし、債権者集会にきても会社の資産の処分状況の報告を聞かされるだけということもあり、今回の参加者はだいぶ減った印象でした。
債権者の人達もバラバラに自分の債権を回収する手だてをそれぞれ追求しているので表にでてくる情報はどんどん少なくなっていくんでしょうね....。でも高い弁護士費用を払ってもなかなか苦戦しそうですね.....。でも裁判やるからにはきっちり勝ってもらってしっかりした判例を確定させてもらえた方がいいです.....。
将来、時効になる前になんらかの法律的手段を講じるのに債権者にとって有利な判例が確定している方がなにかとありがたいので....。
人のいいまるもりは、引き続き仕事の合間をみてできる範囲で情報を集めて、表に出して問題なさそうな情報を選んで少しずつ機会をみて出していこうと思いますが、需要なさそうなら続編かくのやめようかなとも思っています......。まるもりにこの件に関して書き続けるメリットも冷静に考えてあるわけではないので....。続けてくれってコメント入れる人いなければ続編はやめようかななどと考えています。(と書いておけばきっとだれかがコメントいれてくれるでしょう......。ついでにポチもしてくれることでしょう....。)

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そんなこと書いて全然反応なかったら寂しすぎるじゃん。
ついでに裁判起こしている弁護士さんには釈迦に説法だと思うけど高橋氏に北田氏達が自転車操業だった経営状態を知っていたと証言させれば被告の主張は全部ひっくりかえりそうに見えるので高橋氏を取り込んでしまうのがいいんじゃん。とつぶやいてみる....。(白い巨塔の柳原先生のポジションかな...。柳原先生とちがって高橋氏は思いっきり黒いですけど...。)