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ということで3回目の債権者集会にいってきました。

掲示の亡高橋淳相続財産というのがなんともいえず物悲しいです....。(いやお役所ももうすこしいい表現考えてくださいよ......。)
もう大した情報が提供されるわけでもないですし、代理人をたてて裁判を起こしている人もいるわけで参加者はだいぶ減っていました。
高橋淳氏は2月26日にお亡くなりになったそうです。(一応病死ということになっています。警察は関与しない形で処理されたんでしょうね.....。)
ということで過去2回の債権者集会にでていた高橋氏はいないまま、会社代表者不在で3回目の債権者集会が開催されました。
とりあえずフランスの倉庫に管理されているワイン。フランスの債権者が仮差押えしていたわけですが、この仮差押えに関しては今年の1月末に解除できたそうです。もちろん、債権者が上訴すればまた長引いてしまいますが、いまのところは上訴をするという動きはないようです。
まあ、フランスの債権者の方も、そのままフランスの在庫のワインを優先的に分捕る手だてがあるわけではないでしょうし、日本に代理人をたてて、債権の申し立てをして、こちらの債権者集会にもでているようなのですから、上告して事態を引き延ばしてもあまり得はないでしょう。(回収不能と割り切れば、事態が長引いて国際的に代理人をたてて手続きをする経費がかさむだけですから、分配金をさっさと確定させて損金計上してこの件は蹴りをつけた方がいいという判断になるでしょうしね...。)
それでフランスの在庫のワインを生前の高橋氏がネゴシアンに売却交渉をしてだいたいのワインの処分の見通しはたったようです。売却の総額のとりあえずの見通しは85万5千ユーロ。(1億500万弱ですか....。まあ2016年3月の説明資料とそんなにおおきな乖離はないです。)
多少のディスカウントの要求や分割での支払の希望があったりなので手続きがスムーズにすすんだとしてもまだまだ最終的な会社の資産が確定するには時間がかかりそうです。
ということで第4回の債権者集会が予定されています。平成29年9月13日(水)午前11時からですね。多分4回目はフランスのワインの処分の進展状況の説明になるんでしょう。
当初の山岸弁護士の調査での見積もりよりはユーロ安もあってやはり最終的な資産の総額は少し少なくなりそうです。1億3000万程度になるのかな....。それから管財人の報酬も差し引かれるので.....。今回は国際的な調査も入って、これだけ長期にわたっての仕事なので結構持っていかれてしまうでしょうね....。配当金は投資額の1-2%もらえればいい方かもしれません.....。
会社の代表者が結局いまのところ誰なのかわからない状況なので、管財人が北田氏、大竹氏、松井氏に対してヴァンネットが会社として、役員の会社の経営責任を問う形で賠償請求ができないのかという件に関しては法的に賠償責任を問えるだけの理由が見当たらないということで元役員にいくばくかの賠償を請求することは考えていないということでした。
高橋氏がほかの役員に気づかれないように非常に巧妙に偽装していて、北田氏ら役員は偽装に気が付かなかったのはやむをえない状況だったといえるかもしれないという当初の山岸弁護士の報告書.....。これだけを材料に民事裁判を起こしても、かなり苦戦するでしょうね.....。(高橋氏黒ははっきりしていますけど..。本人死んでしまったし....。彼が生きていれば刑事訴訟をおこして警察や検察が入れたかもしれませんけど..。)
これはあくまでもまるもりの想像、仮定の話ですが.....。
ファンド開発当初から北田氏と高橋氏がワインの単価を操作し、偽造していたとしたならば....。初回のワインファンドが大成功して現物として裏在庫をつくっていたとしたならば....。ワインの価格が上昇し、ユーロ高傾向だった間はよかったがリーマンショック以降のワイン価格の下落とユーロ安で逆回転がはじまり、次第に辻褄があわなくなったのではないか....。
いくら交渉の窓口が高橋氏一人だったとしても、かなり精密と思われる英和コンサルティングとVIN-NETの会計システムの辻褄を合わせて、会計の専門家である3人の税理士を10年近くもだまし通せるものなのか....。
もし、北田氏が当初から、高橋氏の不正操作を知っていて、裏在庫作りのためその改竄にもかかわっていたとしたならば....。そして、万一破綻した場合、高橋氏だけにすべてを押し付けられるように公式の書面上はどうやっても北田氏らが気づくことができなかったという形にしていたならば....。
2015年12月に山岸弁護士が調査を始めた時には北田氏が高橋氏の不正を見破るのは困難だという証拠を作り上げられたという可能性はありえます。
2015年の春に、2008年のワインファンドの償還が遅れた時、役員の人達は事態をどの程度把握していたのか、2015年のファンド募集を中止とし、自転車操業の破綻が明確となったその時、北田氏が取締役を降りたのはなぜか。なぜ大竹氏は高橋氏が告白して事態が初めて露見したはずの12月3日の直前の2015年11月27日に自宅の土地建物を奥様に譲渡したのか。
なぜ高橋氏はみるみる減っていき、帳簿と乖離していくワインの在庫量に焦りを感じつつ、 A-plannning で詐欺まがいのワインの空売りをして資金をつくってまで、VIN-NETに補てんしつづけなくてはいけなかったのか....。
北田氏の指示があって断り切れなかった可能性は?なぜ、この時期に高橋氏は死ななくてはいけなくなったのか....。
あくまでもまるもりの妄想です。証明する手だてはありません.....。証拠がなければ疑わしきは罰せずが法治国家の原則です。
ただすくなくとも、北田氏、松井氏、大竹氏らはVIN-NETの役員であったわけで、会社の経営責任があったわけで、その責任をどうとるつもりなのかの債権者の前でしっかりと説明をする義務はあると思うんですが...。
とりあえず9月の債権者集会までまた情報を集めたいと思います。
半分やけくそのブログネタになりそうですが....。トホホだよ.....。(ちびまる子ちゃん風)
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