2018年12月09日

2018年も年末を迎えて.....。

 さて、気が付けば2018年も終わりを告げようとしています。早いものです。
 今年は、いつか崩壊するだろうなと皆さんが考えていたスルガの個人投資家向けの融資の問題がかぼちゃの馬車の一件で一気に表面化した年でした。

 
 そして来年以降、世界も大きく変動しそうな兆候もたくさんみられた年でもあります。


 一番強烈だったのがこちら.....。



 10月4日のハドソン研究所でのペンス副大統領の演説ですが....。
 New York Timesは新たな冷戦の前兆(https://www.nytimes.com/2018/10/05/world/asia/pence-china-speech-cold-war.html)と表題をつけているようにかなり中国に対してきびしい演説の内容でした。

 「メイド・イン・チャイナ(Made in China)2025 」計画を通じて、中国はロボット工学、バイオテクノロジー、AI(人工知能)など世界の最先端産業の90%を支配することを目指しており、不当に米国の知的財産を犯している....。米国のメディアの一部はこの演説は、対ソ冷戦の時の鉄のカーテン演説に匹敵する演説ではないかと評し、新冷戦の始まりと報道しました。


 10月にブルームバーグがすっぱ抜いた記事によると(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-04/PG2CZY6TTDS801)、アマゾンやアップルのサーバーにハッキング用のマイクロチップが埋め込まれていて、どうやらそれが、サーバー向けのマザーボードを制作しているスーパーマイクロ社の下請け会社で中国によりマイクロチップが埋め込まれたといわれています。スーパーマイクロ社はサーバー用のマザーボードではかなりのシェアを占めており、これが本当だとすると米国のどれだけのサーバーにマイクロチップが埋め込まれているか想像もつかない状況になります。


 中国に対しての情報漏洩の危険性を考慮して、中国の通信会社であるファーウェイとZTEはすでに米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドではすでに排除されており,米国の要請をうけて日本でも政府機関での締め出しが(https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20181207_00620181207)決定しました。


 ここ一連のトランプ政権の関税での貿易戦争はこのペンス氏の演説からもわかるように中長期的は中国つぶしを考えたものと見た方がよいのかもしれません。中国もすでに不動産バブルもはじけかけており、この一連の関税引き上げの応酬で経済的にもかなり苦しくなってきています。(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-28/PIVQ9R6JTSEX01)中国経済が崩壊すると、米国も返り血をあびることになるでしょうが、かなりの覚悟でトランプ政権は中国をつぶしにかかると考えた方がいいのかもしれません。


 ヨーロッパに目を向ければ、メイ首相はEUとの離脱の合意案をまとめたものの、離脱予定が2019年3月に迫っているにもかかわらず、議会では否認される見込みが高く、合意なしの離脱になる可能性がたかまってきています。EUで2番目の経済大国が合意なしの離脱となるとかなりの混乱が予想されます。


 またフランスでは燃料税に対するデモが断続的に行われ、マクロン大統領の支持率も20%前後まで低下し、下手をすると内戦にでもなってしまうのではないかという混乱状態になっています。ドイツもメルケル氏が引退し、政治的な停滞が予想される上に、ヴォルクスワーゲンも巨額な罰金を米当局やEUに払うことになったものの、いまだに燃費問題での訴訟がくすぶっている状態で、第一の銀行であるドイツ銀行は経営危機がささやかれていいる状態です。


 来年、EU、ユーロはもつのでしょうか......。中国も下手をすると内戦状態になる可能性もあるかもしれません。2019年は世界的にかなりの経済的な変動の年と成る可能性が高いかもしれません.....。2019年10月の消費税増税などといっていられない状況になることもありえるかもと思えるくらい、今年は世界的にかなり不安定な因子が表で出てきた年でした。


 とりとめもなく、日本での公共機関でのファーエイ、ZTEの締め出しのニュースをみてふと思ったことをだらだらと書きました。


posted by まるもり at 21:59| Comment(0) | まるもりの勝手なエッセイ | 更新情報をチェックする

2018年01月23日

かぼちゃの馬車 1月20日の説明会の音声データを聞いて..。

 いや昨日はひどい雪でしたね....。今日はかぼちゃの馬車の1月20日の音声データを聞いての前回からの追加分を投稿です。


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 かぼちゃの馬車の前回の記事に加えて20日の音声データも聞いてみました。

かぼちゃの馬車ロゴ.jpg


 17日の音声データと経過の説明は大体同じでしたが、新たな話としては新会社の設立を行ったという話がでてきました。役員も含めて、今のスマートライフのちゃんとした財政状況把握できている人間はおらず、数字でだせる状況ではないようで現在の財務状況に関しての資料も出せていない状況.....。(数字が全然信用できないって....。)


 ちゃんとした数字もだせる状況でないことからスマートデイズがどれほどの借り入れがあるのか、どれだけの家賃収入があるのかもつかめていないんでしょうね....。


 こうなると、もうスマートデイズはつぶして破産手続きしてしまうのがてっとりばやいですからこちらはつぶして、新しい会社をつくってリセットするしかないということなんでしょう。菅澤 聡氏の個人保証が本当なら彼はドボン覚悟ということになるんでしょうか...。オーシャナイズも生き残りはきびしいですかね..。


 新会社の名前はスプリングボード、代表取締役は中村氏ということです。たぶんオーシャナイズの事業と社員はこちらにうつすんでしょう。


 10000以上の部屋に関してはそれなりの大きさの企業が全部の借り上げを提案しているとのこと。民泊につかうのかどうかわかりませんが、足元をみられてかなり安くたたかれる可能性が高いでしょう....。


 全部屋借り上げと言っても、債務返済額と借り上げで上がってくる家賃との逆ザヤは間違いなくあるでしょうからオーナーは引き続き持ち出しに苦しむことになるでしょう。


 ただ新会社に関しては全室借り上げでの管理費は入るので運営の見通しはたつことから、新会社への出資の話もすすんでいるようです。


 新会社の方はこの事業に貸し出しを行っていた銀行さんへのオーナーの金利交渉を行うチームをつくるそうですが.....。それまでにこの月末の支払もままならないオーナーさんも多そうです....。


 かぼちゃは5年で1200億ほど売り上げています。とすると、サブリース料支払い停止で数百億の要注意債権先が発生するのは確実ということ......。でも某銀行さんもいきなり数百億の要注意先債権が一気に発生するとさすがにやばいでしょうから、うまく金利交渉に応じて軟着陸を考えるとは思いますが....。


 それも建物を坪50万くらいの安普請で作っておいて、200万くらいで売って、本来7000万前後の物件を1億3000万で売りつけて中抜きしているような状況でのローンですから.....。立地もかならずしもいい場所ではないところも多いようですし、コンビニじゃないですけど、近隣に同じような物件を3件も4件もたててつぶしあい状態になっているところも多いみたいです.....。


 これを運営して、ローンを完済できる可能性ってどうなんでしょう.....。


 業者と銀行さんでうまく話し合って、オーナーさん達を生かさず、殺さずというところにもっていくってことなんでしょうか....。新会社と銀行を信じて耐えるのも地獄、されど自己管理も困難、売却だととんでもない金額の損切りが確定していずれにしても多大な借金をかかえることになる.....。自己破産?


 うーん。オーナーさん達もちょっと厳しい状況ですよね....。これなんとかする方法ないんでしょうか...。なんとか自己管理で運営してじっと耐えられるものならそれがいいんでしょうけど....。


 本当にここまでやるかっていうほどの状況ですね。でも嵌め込みをわかっていて金を貸す銀行さんもいただけないように思います.....。これから不動産投資を考える人は、この業界はこんな感じの業者さんが手ぐすね引いてカモネギを待ち構えている世界なんだということをわかって始めた方がいいです。


 なんとかすこしでも多くのオーナーさんがなんとか救われてほしいと思います.....。

 

 



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IMG_0970[1].JPG

 結果だけみれば、某銀行の株、月曜日全力信用売りが結局一番確実な方法だったじゃん。
posted by まるもり at 23:56| Comment(0) | まるもりの勝手なエッセイ | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

かぼちゃの馬車.....。

 かぼちゃの馬車のサブリース問題、いよいよ表面化してましたが...。


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 さて2017年1月にベッキーの宣伝を打っていたかぼちゃの馬車....。



 もともとは2012年に設立された女性専門のシェアハウスの運営会社で、オーナーを募集し、シェアハウスを建てさせて、その運営をサブリースという形で行うという業務形態をとっている会社です。


 地方から職を求めて上京してくる20代の非正規雇用の女性をターゲットとして、敷金、礼金0で募集をかけ、その女性達に職業斡旋や婚活サポートまでおこない、その斡旋料も収入にしていくというビジネスモデルで、本も出して投資家を集めてきました。

http://www.diamond.co.jp/book/9784478069806.html
スマートデイズ本.jpg

 この本の著者がスマートライフの前代表取締役の大地則幸氏です。ただこの会社の実質的なオーナーは別にいるといわれていて(詳細はFacta onlineのこちらの記事を参照ください。「かぼちゃの馬車」スマートライフの裏側 https://facta.co.jp/article/201603009.html)当初より計画倒産が企まれているのではないか知っている人達の間ではささやかれていた会社でした。(ちなみに法人登記での初代社長はこの実質的なオーナーの弟さんです。)


 2017年の10月にオーナーたちにサブリース料の改定が一方的に通知、サブリース料が引き下げられ、ついには12月よりサブリース料の支払いが滞る状態がはじまります。2018年1月12日に代表取締役社長の大地氏が辞任、オーシャナイズの菅澤 聡氏が代表取締役となります。そして1月17日のオーナー説明会にてサブリース料を支払うキャッシュはなく完全な支払停止が宣言されました。ネットでの音声データが流布されているので1月17日のデータからの現状についてまとめてみます。


 今の代表取締役の菅澤 聡氏は、もともと2005年に創立したオーシャナイズという広告業を主体とした会社の代表で、スマートライフの入居者の募集を2016年8月に頼まれたことからこの会社との接点を持ったようです。当初はそれなりの入居率なのだろうと思っていたようですが、業務協力をしているうちにスマートライフのおどろくべき実態がわかってきます。


 2016年1月のシェアハウスの部屋数は2596部屋、入居者は1491人でこの時点で入居率57.4%。これが12月の段階では6734部屋に対して2334人と入居率が34.8%まで低下していました。


 家賃ではサブリース代を賄えない状態....。事業のコンセプトだったはずの人材斡旋料などの売り上げは数百万の利益しか上げられず、新たな物件をオーナーに建てさせてその売り上げをサブリース代に回すという自転車操業状態.....。オーナーに物件を買わせて、売買で利益を上げ続けなければあっという間に破綻してしまう状態になっていたのです。


 オーシャナイズはとにもかくにも入居率をあげなければどうしようもないと大地氏に提言します。入居率をあげるために2月に冒頭のベッキーのCMを打ち、その効果もあり入居者が少しずつ増えていきました。そんな中、スマートライフは3月に実質的なオーナーから自社株買いをします。(これで影の創設者は利益確定。)


 この際の出資金について相談があった菅澤 聡氏は出資先を銀行、投資ファンドなどにあたりますが断られ、(どうしてそこまで関わろうと考えたのかはわかりませんが......。)オーシャナイズから自分の個人保証もつけて銀行から資金を調達し、スマートライフに20億を出資。(このうち何億を自社株買いにつかったんでしょうか......。)


7月に社外取締役としてスマートライフに入りました。10月にスマートデイズに名前を変更し、入居率を上げ、物件売買で資金調達するポンジースキームからの脱却をはかろうとした時.....。


 S銀行からスマートデイズへのシェアハウスに対しての融資ストップが通達されます。新規のオーナーになる投資家への融資がされなければ物件売却での売り上げは上がらなくなり、スマートデイズはたちまち資金繰りに苦しむことになります。サブリース料の改定を既存のオーナーに通達し、支出を抑えようとしますが入居率50%にも満たない状況ではすでに焼き石に水。サブリースの支払が停止し、1月17日の説明会に至りました。


 菅澤 聡氏は入居率を上げていき、会社の再建をなんとかしていく、しかし今のままではどうしようもないのでどこか支援者をさがすしかないという説明を行っています。しかしならが、このようなミソがついた会社に出資する会社は残念ながらないでしょうから、菅沢氏の情熱が本物としても破綻は時間の問題とかんがえざろうえないでしょう.....。


 ひどいのは入居者がいる物件の家賃もほとんど管理費や維持費という形でスマートデイズに吸い取られ、オーナーにはいかない現状です。オーナーは速やかにサブリース契約を解除してもらって現状の入居者の家賃だけでも自分のところに入るようにしてもらった方がいいでしょう。


 自分での運営は無理でしょうから売却を念頭にいれつつ、S銀行に金利の引き下げと返済再計画(リスケジュール)の立て直しを相談するということになるんでしょうが......。下手に民泊とか業者一軒貸しとかよりリスキーな方向に走らない方がいいとは思います。


 あとは被害者救済をうたってハゲタカ業者に囲われて2次被害に逢わないようにしてもらいたいところです。(正体不明の団体がいろいろ暗躍しているみたいですからひっかからないでほしいです...。)


ツイッター投稿.jpg


 音声データからみると、サブリース料が入らないと、返済が数か月で詰んでしまい自己破産に陥りそうな人達が数百人いそうな雰囲気ですよ。うーん、サブリースの罠を詠った地主さんが5度殺されるよりえぐいことになっているように思われます.....。サブリース料がはいらないとすぐ即死って、いったいどんなローンを組まされていたんでしょうか.....。


 しかしこの影の創設者、会社の株を自社株買いさせて利益確保して、敗戦投手たちに責任押し付け(それなりの分け前は約束しているんでしょうけど...。)最後まで表に顔をださないで完走しそうですね。


(記事消えるかもしれないので、Facta Onlineの記事のWeb魚拓もとっておきました。)
 
 

 



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posted by まるもり at 13:43| Comment(0) | まるもりの勝手なエッセイ | 更新情報をチェックする
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