2018年01月23日

かぼちゃの馬車 1月20日の説明会の音声データを聞いて..。

 いや昨日はひどい雪でしたね....。今日はかぼちゃの馬車の1月20日の音声データを聞いての前回からの追加分を投稿です。


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 かぼちゃの馬車の前回の記事に加えて20日の音声データも聞いてみました。

かぼちゃの馬車ロゴ.jpg


 17日の音声データと経過の説明は大体同じでしたが、新たな話としては新会社の設立を行ったという話がでてきました。役員も含めて、今のスマートライフのちゃんとした財政状況把握できている人間はおらず、数字でだせる状況ではないようで現在の財務状況に関しての資料も出せていない状況.....。(数字が全然信用できないって....。)


 ちゃんとした数字もだせる状況でないことからスマートデイズがどれほどの借り入れがあるのか、どれだけの家賃収入があるのかもつかめていないんでしょうね....。


 こうなると、もうスマートデイズはつぶして破産手続きしてしまうのがてっとりばやいですからこちらはつぶして、新しい会社をつくってリセットするしかないということなんでしょう。菅澤 聡氏の個人保証が本当なら彼はドボン覚悟ということになるんでしょうか...。オーシャナイズも生き残りはきびしいですかね..。


 新会社の名前はスプリングボード、代表取締役は中村氏ということです。たぶんオーシャナイズの事業と社員はこちらにうつすんでしょう。


 10000以上の部屋に関してはそれなりの大きさの企業が全部の借り上げを提案しているとのこと。民泊につかうのかどうかわかりませんが、足元をみられてかなり安くたたかれる可能性が高いでしょう....。


 全部屋借り上げと言っても、債務返済額と借り上げで上がってくる家賃との逆ザヤは間違いなくあるでしょうからオーナーは引き続き持ち出しに苦しむことになるでしょう。


 ただ新会社に関しては全室借り上げでの管理費は入るので運営の見通しはたつことから、新会社への出資の話もすすんでいるようです。


 新会社の方はこの事業に貸し出しを行っていた銀行さんへのオーナーの金利交渉を行うチームをつくるそうですが.....。それまでにこの月末の支払もままならないオーナーさんも多そうです....。


 かぼちゃは5年で1200億ほど売り上げています。とすると、サブリース料支払い停止で数百億の要注意債権先が発生するのは確実ということ......。でも某銀行さんもいきなり数百億の要注意先債権が一気に発生するとさすがにやばいでしょうから、うまく金利交渉に応じて軟着陸を考えるとは思いますが....。


 それも建物を坪50万くらいの安普請で作っておいて、200万くらいで売って、本来7000万前後の物件を1億3000万で売りつけて中抜きしているような状況でのローンですから.....。立地もかならずしもいい場所ではないところも多いようですし、コンビニじゃないですけど、近隣に同じような物件を3件も4件もたててつぶしあい状態になっているところも多いみたいです.....。


 これを運営して、ローンを完済できる可能性ってどうなんでしょう.....。


 業者と銀行さんでうまく話し合って、オーナーさん達を生かさず、殺さずというところにもっていくってことなんでしょうか....。新会社と銀行を信じて耐えるのも地獄、されど自己管理も困難、売却だととんでもない金額の損切りが確定していずれにしても多大な借金をかかえることになる.....。自己破産?


 うーん。オーナーさん達もちょっと厳しい状況ですよね....。これなんとかする方法ないんでしょうか...。なんとか自己管理で運営してじっと耐えられるものならそれがいいんでしょうけど....。


 本当にここまでやるかっていうほどの状況ですね。でも嵌め込みをわかっていて金を貸す銀行さんもいただけないように思います.....。これから不動産投資を考える人は、この業界はこんな感じの業者さんが手ぐすね引いてカモネギを待ち構えている世界なんだということをわかって始めた方がいいです。


 なんとかすこしでも多くのオーナーさんがなんとか救われてほしいと思います.....。

 

 



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 結果だけみれば、某銀行の株、月曜日全力信用売りが結局一番確実な方法だったじゃん。
posted by まるもり at 23:56| Comment(0) | まるもりの勝手なエッセイ | 更新情報をチェックする
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