2016年07月12日

VIN-NET(20)

 今日はヴァンネットと高橋氏の破産にともなう債権者集会でした。

 
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 今日は仕事でお休みをもらって霞が関でひらかれた裁判所の債権者集会に出席してきました。

合同庁舎.jpg
  ↑ 会場の合同庁舎

 手荷物検査を受け、会場の方へ.....。

掲示1.jpg

掲示2.jpg


 そうか、この集会のあと4時からAPlanningの債権者集会もあるのね.....。今村弁護士ご苦労様です....。


 2時から開始となった集会。パッと見200人前後の参加者でしょうか。


 正面のひな壇上段に裁判長、裁判官、破産管財人の今村弁護士、下段に高橋氏とヴァンネットの代理人の弁護士団が座って集会が開始されました。


 破産管財人の今村弁護士から現在の破産手続きの進行につき説明がされました。


 会社の引継ぎ現金は11004174円、フランス、スイスのワイン在庫を日本に輸入する手続きの前渡金が14158981円、預金が413268円、いままでの申告の法人税の修正申告に伴う還付金が11715334円などで経費を差し引くと、現在確保できている会社の資金は33669607円ということでした。


 それに対して破産債権は4146303365円


 41億の債権に対して、3360万しか資産が確保できていないという状況です。(この時点で1%切るんですが.....。)


 フランス、スイスのワイン在庫に関しては昨年12月31日時点での実勢価格として1億程度の在庫はあるのですが、フランスの債権者に仮押さえの手続きをとられており現状動かせない状況にあるようです。


 昨年の関東財務局の通知後、現地での差し押さえの動きが出る前に在庫を日本に輸入する手続きをとろうとしていたらしいのですが、悪い話が伝わっていてなかなか業者が見つからず、前金渡しで承諾してくれた業者が手続きをすすめて輸入する日取りの直前に仮押さえをくらったらしいです。(あくまでも資産保全の手続きで、フランス、スイスの業者が勝手に処分して自分たちの債権の償還につかうことができるわけではないようですが。)


 その業者にはらった前金が資産の部の前金の返還金になるわけなんですが......。


 現在、日本での破産手続きの効力をフランス、スイスで実行性のあるものにする手続きをしているようでこれは9月以降になるとのこと....。(7月、8月は欧州はバカンス期間で司法も動かないらしいです。)


 また日本にあるワイン在庫、高額投資者へのプレゼント用やワインの夕べなどの試供品用として確保されていたものですが、ラベルにヴァンネットの名が入っており、このような事件にかかわる品ということで大手では買い取りしてくれる業者はなく、ディスカウントストアに販路のあるブローカーさんへ買い取りを打診しているところで90万くらいで処分する形になるのではないかというお話でした。


 結局、フランス、スイスのワイン在庫の処分が決着しないと最終的な会社の資産が確定できないということで次回の債権者集会も設定されました。次回は11月1日の午後3時からだそうです。次回以降の通知は裁判所からは送らないとのことで、今回参加できなかった方は連絡いきませんので注意された方がいいでしょう。(なんか来ない人には別に成り行き伝えなくていいよね的で、個人的には好かない対応です。)


 高橋氏の方の資産の方も資料出されましたが完全に素寒貧状態で、全く支払能力がない状況であるのは予想通りでした。


 管財人の今村弁護士は会社として、他の役員に賠償責任があるといえるだけの証拠はいまのところはないので、会社として賠償請求の手続きをすすめるつもりはないということでした。


 現在のところ、会社と元役員の税理士の方々に対して訴訟がいくつか起こされているようです。フランスの債権者からヴァンネット、高橋氏他の役員、Aplanningに対しての訴訟と、投資家からの訴訟が一件、それと別に別のグループからの起訴もすすめられているとのこと。状況によってはもっと増えるかもしれません。


 こっちの訴訟の方は泥沼になっていくんでしょうか.....。


 現状としてヴァンネットという法人の立場に立っている今村弁護士さんとしては破産管財人としてフランスの在庫処分が決着をつけば会社の最終的な残存資産が確定してそれを配当して終了という見通しなんだろうなという感じでした。(裁判所的にもそこまで付き合ったら終わりにしたいんだろうなという印象です。)


 印象としてはそれも一段落するまで年を越しそうな感じですね....。債権者集会は来年まで継続する形になるのではないでしょうか.....。


 まあユーロも下落しているし、在庫も足元見られて買いたたかれるでしょうから実勢価格よりは安く処分する形になるでしょうから5000万くらいもどってきて2%くらいの還元率とみた方がいいでしょうか....。


 1500万が30万前後で御の字ですかね....。損金が確定しないと、税理士さんに損金としての処理も相談できないし....。


 まあ今できることは破産管財人の今村弁護士に善管注意義務違反で他の役員にも責任があり、会社として賠償責任追及を行わせる気をおこさせるだけの材料を提出できるかですが....。


 でも41億の資金を運用していて、いくら役員一人に精巧に偽装されていたからといっても、15年にわたってファンドごとの業者への問い合わせでの棚卸もしないで決算毎年出して、役員報酬うけとっていて99%近くの損失だしていて一般常識に鑑みて、何も知りませんでした、存じませんでしたで済むとは到底思えないんですが...。


 ぼくら民間の業種は結果がすべてで、知りませんでした故意じゃなかったんで許してくださいでは済まされないことがほとんどなんですけど........。結果をみれば明らかに管理がずさんだったとしか言えなかったわけで、全額とはいわないまでも役員の方々には少し身を切ってもらわないと納得できないとは思うんですけどね.....。


 いや、事業を真面目にやっていてやむを得ない情勢の中で事業が立ちいかなくなったというならまあ仕方ないかと思える面もありますよ。投資なんですから。でも一人の役員がすべての取引と運用成績の報告を偽装して、他の役員も全然気が付かないで、ふたをあけたら殆どの資金がなくなっていました。ファンドごとの運用成績も全然わかりませんてな状況で免責って、普通は通らない話だと思うんですよ....。


 まあ呆れるしかないんですが、できるだけ今後の債権者集会にも出席して状況を見守っていきたいと思います。


 あ、そうそう、裁判所の債権者集会の質問は管財人の説明が終わった後、挙手を求められて挙手した人に番号札が渡されます。その札を受け取った人しか質問できません。後からの質問は受け付けてくれないので、他の人の質問、討議を聞いてから聞きたいという人もとりあえず手をあげて番号札もらっておいた方がよさそうです。(自分の順番きたときに質問浮かばなくても、前の方と同じ質問ですのでいいですでスルーできるようですし......。うーん。こんなこと書くと次回の集会の時に全員手あげちゃうかしら....。)


 債権者集会にもいけず、弁護士にも相談できずどうしていいかわからないで困っている方も多いようです。そのような方達のためにも、債権者集会に行かれた方で他にご報告されたい方は、コメントかメールをいただければ幸いです。


 まるもりもこうするべきだ、ああするべきだと責任をもって言える立場ではないですし、その力もありませんが、情報を提供してすこしでも困った方の役に立てればとかんがえて今後もできる範囲で報告をあげていければと考えています。

  

 


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posted by まるもり at 22:14| Comment(4) | TrackBack(0) | VIN-NET | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
情報ありがとうございます。
地方在住の者にとっては、上京するだけで交通費がかかり、仕事を休めば、それもコストが生じるため、回収の見込みが薄ければ、会合には出にくいため、ここでも情報が全てになるため、本当に助かります。
北田さんたちが、何も制裁を受けないのは納得できないのですが、裁判に踏み切る元気もお金もなくーーー
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by むっちゃん at 2016年07月14日 07:59
 むっちゃん様、コメントありがとうございました。

 きっとむっちゃんさんのようにどうしようもなくて困っている方がたくさんいらっしゃるのだと思います。まるもりがわかっているところでブログに書いて差しさわりのない範囲でひきつづき可能なかぎり情報提供できればとかんがえております。

 むっちゃん様も大変なところコメントありがとうございました。こちらこそよろしくお願いいたします。
Posted by まるもり at 2016年07月14日 22:01
ホームページ閉鎖されたみたいです。12日の債権者集会、がっかりでした。裁判所も忙しいのでしょう。当日の予定、十件くらい入ってました。1件に時間をとってはいられない、ってことなんですよね。このままではお金戻ってこないでしょう。北田、松井、大竹が出てこないのも頭に来ました。40億円ものお金がなくなったのに、無罪ってことですか。いまだに悪い夢を見ているようです。
Posted by 怒りおやじ at 2016年08月01日 01:34
 怒りおやじ様、いつもコメント有難うございます。

 ホームページは運営費が会社の残りの財産を棄損するので閉鎖することは予告されていましたのでその通りになりましたね。

 基本的に今回の債権者集会は会社の破産処理の債権者集会なので、会社の資産を公平に分配するのが目的の集会です。裁判所的には管財人の報告に従って事務的に処理をすすめるのが仕事です。ワイン在庫の処分に時間がかかるので2回目の集会を設定しただけで、会社の残りの財産が確定して、債権者の分配金を決定すればこの件はお終いという流れになります。(法人の破産手続きを終わらせるのが今回の裁判所の仕事ということになります。)

 あとは個人や法人が自ら民事訴訟をおこして賠償請求するかはご自由にというのが裁判所の立場になります。

 もし刑事的な責任を追及するとなれば警察に詐欺で被害届を出して立件するように言うのが一番てっとり早いです。(相手と話あうようにいわれても立件してくださいと主張してください。話合うようにいわれて被害届を取り下げると、事件性が無くなり2度と被害届はうけてくれません。)税理士の人たちの支払能力を棄損してしまうのではと思っていましたが、相手が支払う気が無い以上、刑事訴訟もやむなしと考える人がでても仕方ないのかなとまるもりも思うようになりました。

 基本的に警察も裁判所もお役所ですから、特定の個人の正義のために動くことはありません。しつこく自分の意見を通して、主張しなければ動いてくれません。

>40億円ものお金がなくなったのに、無罪ってことですか。

 債権者がだれも動かないで時効がすぎればそうなります。でもそうはならないと思いますよ。どうであれ誰かが刑事告訴をすると思いますから。

 とりあえずはまるもりは向こう2,3年は抱えている仕事があるので動きがとれませんが事態を見守ってそのあとどうするかかんがえたいと思っています。

 怒りおやじ様、大変な中いつもコメント有難うございます。今後も変わらぬご指導、ご高配のほどお願いいたします。

 
Posted by まるもり at 2016年08月01日 19:20
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