元から話聞く気ないでしょう？ 青天の霹靂(109)

　うーん。副題が意味不明になってきているような....。ま、いいでしょう。


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「...........。まあわかりましたよ。それはあらためてMにつたえておきますから。」


　最初っからそう言ってくれりゃあいいのに.....。まるもりは半分あきれながら言いました。


「本当によろしくお願いしますよ。他の入居者の方が困っているので。」


「それでいいですかね。」


　SEさんは話を切ろうとします。


　いやいやちょっと待てよ.......。まるもりはあわてて言葉を継ぎました。


「ええ。それで、今後もまた同様の事があればまた連絡しますけど、同じことを繰り返すようであれば、賃貸契約の解除も検討させていただきますので。その点をよくよくMさん達に伝えておいてください。」


「そうですか、それじゃ.......。」


　これ、人の話、聞く気ないだろう......。少し苛々しながらまるもりは続けます。


「後は、何かあれば連絡はすぐつくようにしてくださいね。緊急時に全然連絡がとれないというのはこまりますので......。」


「ハイハイ、わかりましたよ。それじゃあこっちも忙しいんでね。」


　そういってSEさんは電話を切りました。


　うーん。なんか不愉快な態度だよな～。


　結局、詫びは一切ないからな.......。その点は徹底しているよな.........。


　下の者に、上がびしっと言ってやればなんとかならないものなのか、それこそ上も上なのか.........。


　ふうっ。まあいいや、連絡はついたし、今後も何かあれば文句を言い続けて、状況によっては立ち退いてもらうこともかんがえないといけないな......。


　少し腹を据えていかないと.......。


　まるもりは心の中でそんなことをつぶやきながら電話を切りました。


　まあ具体的にどうするか案があるわけではないんですが.......。






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