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投資されて、昨日の説明会にいかれた方が貴重なコメントを入れてくださっています。本当に有難うございます。やはり、予想はしていましたが説明会もあんまりという感じだったようですね.....。
説明会の資料が今日、昼ごろまるもりの家にとどいたので内容をかいつまんで報告させていただきます。
まず役員一同からのお詫びと報告書

内容はヴァンネットの破産手続きの申し立てを行う方向とし、法的整理の申し立てを弁護士に依頼したので3月7日に詳細を書面で連絡するという内容。
そして説明資料です。

内容を読むと、調査をした弁護士さん達、結構苦労しただろうな.....。と思われます。
2008年以降の取引内容を優先して調査をすすめていますが、ほとんどの取引が虚偽報告であったと思われ、実際の取引の詳細を綿密に精査できない状態だったのではないでしょうか。(言ってみれば領収書も取引履歴も全部創作で、取引の証拠になるものがほとんどない状態に近い感じ。これじゃ調べようないじゃないっていわれてしまうような実情だったと思われます。)フランスの取引先の取引履歴を提出してもらってなんとか調査をすすめていらっしゃいます。
まず、各ファンドの初年度のプリムール買付代金の支払と報告されているにもかかわらず、実際にはこの買い付け代金ではなく他のファンドの代金の支払に供された疑義がある金額が5億4604万5174円にのぼるようです。(資料 51ページ)
そして、結局のところ高橋氏が実際の取引にて売却したワインがどのワイン投資ファンドに帰属するワインか取引を行っている高橋氏自身がわからない状態で、ファンド別の損益を計算することは不可能という結論がでています。(資料 63ページ)
これらのことから、もう各ファンドの資金と資産(ワイン在庫)が区別されずにいっしょくたにされていてまともな管理ができていなかった状況であったことが想像されます。
2008年以降に組まれたファンドの出資金が2007年までに組成された償還金対応のために直接資金流用された事実はないようですが、2007年までに組まれたファンドの補てん額は13億以上にのぼる可能性があるとかんがえられると報告されています。(資料 61ページ)
当然、その補てんは直接ではないですが、他のファンドのワインを売却して作ったものと推定されます。
不正取引の方法は、売却時のワイン1本の値段を実際より高くして、実際の売却したワインの本数を少なく報告することで、取引金額を合わせるという形で行われていたようです。
つまり簡単な例を出すとこういうことです......。
実際)600本のワイン
10000円のワインを450本売って、4500000円の入金
在庫のワイン実勢価格 150本×10000円=1500000円
4500000円現金
ファンド資産は6000000万円
在庫ワイン本数 150本
報告書)600本のワイン
15000円で300本売って 4500000円の入金
在庫のワイン実勢価格 300本×15000円=4500000円
4500000円現金
ファンド資産は9000000万円
在庫ワイン本数 300本
資産は実際の1.5倍に...。
名目の在庫ワイン数も増えてしまう...。
当然こんなことしていたらワイン在庫数が合わなくなるので、ワイン在庫の倉庫からの在庫数の報告書も偽造....。報告書の資産であるワイン在庫は実際にはどんどん減っていくというからくり...。(資料 58ページ)
結局のところ、実際の運用実績よりよい実績の報告となり、たこ足配当状態になっていたということのようです。
2008年~15年までのファンド出資金 36億7372万1900円
現在のヴァンネットの資産
現預金 2365万1004円
商品 1億2096万1983円(仕入れ原価による簡易査定額)
貯蔵品 173万9851円
未収金 2138万1855円
合計 1億6773万4693円
まあ、商品のワインは見積もり額ですし、全部放出すると価格が下がるので商品分はあまり期待できないですから、ぽちや様が説明会の報告をしてくれたように資産は1億あるかないかと考えた方がいいのでしょう...。
ほぼ40分の1くらいですかね.....。3%にとどかないくらいですか.....。
ふたをあけてみればファンドごとの資産もまともに管理できていない状態で、すべての取引履歴と倉庫の在庫数も創作という有様.......。
ワインのことしかわからない高橋氏が、会計のプロフェッショナルである税理士達をだまして、こんなめちゃくちゃなことをつづけて8年間も不正会計をし続けた?ちょっとかんがえられません。
調査をした弁護士さんはそう報告されたため12月3日に北田氏らが高橋氏の告白でではじめて事実を知ったという前提で報告書を作成しています。
それが本当なら、何年間も取締役をやっていて、60もの会計事務所を率いる税理士を筆頭に、ご立派な会計の資格をもっていた方々が雁首ならべて何をやっていたんですかって話になります。
まあ、普通にかんがえれば粉飾の手助けをして、高橋氏の運用能力に期待して、なんとか辻褄を合わせようとしていたがいっちもさっちもいかなくなって、高橋氏に全部おしつけて舟を降りたとしか思えません。
ワインの実勢価格もしらべなければ、倉庫の在庫の確認もしない。まともな監査もせずに投資家に匿名組合契約等の利益の分配の支払調書を送る。税理士達が本当にそんな事するんでしょうか?
2008年のファンドの償還が遅れ、6月に2015年のファンドの募集が中止になったのはどうしてだったんでしょう?
平成27年6月の時点でファンドの継続は困難という判断があったはずです。
そして平成27年7月に北田氏が代表取締役を辞任。
破綻はもう目に見えているのに、11月にフランスワインの夕べを開催......。どうあがいてももう隠しきれない状況になっていたはずだったのに.....。
平成27年12月3日に初めて認知したと報告書に記載し、書面でもはっきり記していますが、これがウソだということがわかれば、説明会で堂々と偽りの報告をしたということになりますが.....。
状況証拠はかぎりなく黒に近い灰色に思われます。
北田氏らはどう考えても会社に対して善管注意義務・忠実義務違反を犯している可能性が高いと考えられるとまるもりは思いますが......。
今後の展開がどうなるか.....。500人のそれなりの資産家の人たち相手にそうそう簡単にはにげられるとは思えませんが.....。
でもお金の回収は非常に大変そうですね......。完全にドロンされたわけではなく、中長期にかまえれば支払い能力はありそうな相手なのでその点はまだ望みありそうですが....。
ヴァンネットは破産になりますし、高橋氏は素寒貧でしょうから.....。
まあ回収するとすると、方法は北田氏らへの民事訴訟での賠償請求くらいしかなさそうですが....。
いやちょっと気が遠くなりそうです。

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社会的地位のある前社長が、このまま何も責任を取らないということは一般人の感覚としては、あり得ないですよね。
自分はブログ主さんよりは少ない金額の投資なのですが、気持ちが収まりませんが、中長期的にーーーというところで、少し気持ちが明るくなりました。
>中長期的にーーーというところで、少し気持ちが明るくなりました。
いやそれも希望的な観測でやっぱり回収はかなり難しいと思いますよ。まるもりも報告書をみるまでここまでひどい内容とは思いませんでした.....。
まあ、彼らは、道義的になんらかの賠償責任は免れないとは思います。絶対、個別に賠償請求の訴えが複数起こると思われますので....。
でも刑事裁判で起訴されたりして営業行為ができなくなり支払能力無くなると、いくら民事で勝訴しても判決はただの紙きれになる可能性もあります....。これだけひどいと検察がうごく可能性もありますから....。
まるもりも正直半分あきらめているんですが、殆どの方が情報が無くて苦しんでいる状態だとおもうので少しでもお役にたてればと思って情報を提示しています。
当然、無責任にこうすればいいでしょうなんていえるような立場ではありません。半分自虐ネタで面白いかなと記事にしてみたら反響が大きくてびっくりしている状態です。
今後の解決法について明確な答えは出せなくて申し訳ありませんが、むっちゃんさんも大変なところコメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
ここまでの情報ですと、やはり基本的には、北田氏らの役員に中長期的に分割で支払ってもらうしか方法はないようですね。
役員一同は逃げるつもりでいるようですが、プロの税理士が不正を見抜けないはずがないと思いますし、責任追及は逃れようがないのでしょうね。
ただ、未だに言い訳を続けているのを考えると、まだ役員らの手元に残っている資産を、何処かに隠匿しようなどとしていなければよいのですが…
何とかして、少しでもいい方向に進めるようにしてもらいたいですね。
情報ありがとうございました。
>ここまでの情報ですと、やはり基本的には、北田氏らの役員に中長期的に分割で支払ってもらうしか方法はないようですね。
ヴァンネットは破産ですし、高橋氏は賠償請求されれば自己破産するだけで支払能力はありません。
高橋氏は自ら責任を認めていますから民事訴訟になれば勝訴にはなるでしょうが、差し押さえできる財産もない支払能力のない相手には判決はただの紙きれにしかなりません。まあ早い話、費用を払ってやるだけ無駄ってことになります。
結果、支払能力がありそうなのは彼らになるので彼らへの賠償請求くらいしかお金を回収できる方法はないだろうという結論になります。
彼らの取締役としての善管注意義務違反を証明できるかどうかですが、彼らが会計の専門家であることは普通の方と比べると立場は悪くなるものと思われます。
不正会計をどうして税理士様ともあろう方が何年間も取締役にいながら見抜けなかったのか、いくらフランス語がわからなくても、他にも語学の専門家を雇ったり、取引内容を確認するのに専門家を雇うくらいできたはずです。
問題が表面化する前に彼らが取締役をやめているのも12月に初めて知ったという彼らの話の真実味を失わせています。彼らが今の時点でも会社にとどまっていれば、まだ信じられたのですが....。
12月3日以前に問題があることを知らなかったと公言した以上、それ以前に知っていたということが証明できれば、これは立派な偽証ですし、彼らの証言の正当性は失われるでしょう。
色々な状況証拠を考えるに彼らの善管注意義務違反を証明することはできそうです。
まるもりは今いろいろあって、とても訴訟をかかえるだけの時間的余裕もありませんが、500人も被害者がいれば、これだけの見通しが立てば、民事訴訟を起こす人は1人は2人では済まないだろうと予想します。
しかも同時多発的あるいは異時的に訴訟がおこされれば彼らの業務にも支障をきたすでしょう。
そうなる前にある程度責任を認めて、彼らが和解案を出してきて交渉の場を持つようにしてくれるくらいの利口であることを願うばかりです。
訴訟になった場合、損害賠償額以上の請求を上乗せされる場合がありますし、下手な判例が確定してしまうと、ほかの訴訟も全部負けます。(サラ金の過払い金も最高裁で判決確定したからどうやっても裁判では負けるので司法書士での払い戻しに応じますでしょ....。)
そのリスクを負うよりは出資額の全額はむりだが30%は監督責任を認めて分割で支払うなど彼らの主導で条件を決められるのでその方が彼らにもメリットがあると思われます。
きちっと投資家に対して誠意を見せたというポーズにもなるでしょう。それで和解できずに裁判になっても裁判所への心象は良くなります。
それに、それで和解できればそれ以上は面倒なことに巻き込まれない訳ですから....。
3月4日の説明会も彼らがある程度の責任を認めて全額とはいわないまでも我々もある程度の負担をして責任をとりますのでと言った方がよかった気はするんです....。しかも12月3日まで知らなかったといって逃げを打ったのはちょっとまずかったのではないかと思います。
それがウソだっていう話になったらもう彼らに立つ瀬はなくなってしまうわけで...。同じ税理士仲間の方からの信用も失ってしまいますから....。
まあこのまますべて幕引きということにはならないでしょう。相手は社会的地位もある方ですし、守るべきものがある人はどうしたって逃げられないんです。
本当の詐欺師は逃げることまで想定してドロンしてしまいますが、住所も職業も仕事場もわかっている方は逃げようがないですから....。
思いついたことを適当に書いてみましたが....。
Salgon様、コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
この件に関して、北田は、ある質問者が自分が請求した中途解約が済んでいない理由を問い正した際、重要な発言をしています。要約で記載します。
北田「2008年ファンドの償還手続きで忙しかった。高橋には在庫があるのだから早く売ってくれ、と催促した。・・・。心配になり、弁護士に相談した。」
<ここで慌てて調査弁護士が口をはさんで、>
調査弁護士「その弁護士、私ではありませんから。私は知りませんから・・。」
つまり、北田は、12月3日以前に問題が起きていることを認識していた、と白状してしまったんです。調査弁護士も調査の基本である、「発覚日は12月3日」の事実を崩す発言をされたので慌てたのだと思います。
議事録が届いたらよく確認してください。
書いてなくても、出席者は聞いていますし、出席者の中には録音している方もいるようだったので証拠はあると思います。録音については説明会開始前に(口論の末)許可となりました。
>北田「2008年ファンドの償還手続きで忙しかった。高橋には在庫があるのだから早く売ってくれ、と催促した。・・・。心配になり、弁護士に相談した。」
<ここで慌てて調査弁護士が口をはさんで、>
調査弁護士「その弁護士、私ではありませんから。私は知りませんから・・。」
調査弁護士の方はあくまでも取引状態の調査を依頼されただけで、北田氏らの責任の有無についての調査をしたわけではないのでいろいろ感じるところはあってもその点に関しては報告書でもノータッチです。立場も中立を保っていらっしゃるはずです。
また12月の時点でヴァンネットと利益関与がない弁護士が調査を行っていることになっているので平成27年6月の時点で北田氏と接触があったとなるとその時点で調査弁護士の選定での前提が崩れてしまいます。
ですから調査弁護士さんはその弁護士とは私ではありませんよとあわてて念を押したんだと思います。(北田氏をかばうというよりは、そこを誤解されると調査そのものの正当性が失われるので..。)
ただ状況的には少なくとも平成27年6月の段階で北田氏は問題が発生していることはわかっていたと考えるのが妥当でしょうね。
とすると3月4日の説明会で堂々と12月3日まで知らなかったと言って参加者たちにウソをついて責任のがれをしようとしたと言われても仕方ないということになるのかもしれません。
いずれにしても議事録とヴァンネットの整理手続きの報告をまた確認したいと思います。
説明会参加者様、コメントありがとうございました。
どちらも金持ちです。
松井さんはポルシェカイエンに乗り、デイケアサービスの別会社も運営している実業者です。取り立てできますよ。
記憶違いがなければ、高橋さんの社長とはしての報酬は年1500万あたりでした。
また粉飾を知らずに利益を計上して無駄な法人税を払っていたわけです。また寄付もしていましたね。完全に狂っています。40億が1億になっていたのに。
経営者の3人の税理士は何を思って過ごしているのでしょう。せっせと財産名義を変更してたりして。
諸々分析感服いたしました。
ヴァンネットの内情、あまりにもお粗末すぎて笑ってしまいました。
当方リタイア間近のしがないサラリーマンです。
単にワイン好きの爺です。
老後の資金を、別に増えなくてもいい、一時預けておくのにふさわしいものだと思っていただけなんですが。
想定していたリタイア時期を延ばさざるを得なくなってしまいました。
当方懸念は、昨年夏ごろから、どうも時間稼ぎしていた印象があり、経営陣、及びその重要顧客さんたちの資金を極力引き上げて、破産で幕引きしたい思惑が見え隠れすることです。
大体どんなへぼディーラーでも、へぼトレイダーでも、ゼロにすることのほうがむしろ難しい気がするんですが?
なんか変なものに流用したってことはないんでしょうか?
高橋氏も、北田氏も1本1本のファンドは独立したものだとはっきり明言していたはずなんですが。
破綻していたにもかかわらず、損失補填のために新規ファンドを募集したとなれば、これははっきり詐欺罪が適用できると思いますがね。
プレゼントワインだ、パーティーだ、チャリティーオークションだと浮かれていた自分が哀れで、笑えて、泣けてきます。実際は謀れていたとはね。
時にサンテミリオンの何とか騎士団はどうするんでしょうか。ワインとその産地を愛する当方としては当然返上してもらいたいんですが。恥さらしなので。
愚痴ばかりで申し訳ありません。
皆様の書き込みについ共感を覚えまして。
お赦しあれ。
>大体どんなへぼディーラーでも、へぼトレイダーでも、ゼロにすることのほうがむしろ難しい気がするんですが?
なんか変なものに流用したってことはないんでしょうか?
報告書を見るかぎりは多分それはないのではないかと思います。2008年より前のファンドに関して、明細がないので確定はできないが、現地への出金と入金からは13億以上が補てんされた可能性があるとされていることから、初期より粉飾がおこなわれていた可能性が高いと思われます。
最初からうまく行っていなかったのを、新たな募集ファンドの資金を流用してさもうまくいっているように粉飾していたらいっちもさっちもいかなくなってしまったというのが本当のところではないでしょうか....。
見栄を張るために15年間も何をされていたのか...。まあ役員報酬はもらっていたんでしょうが....。最初から正直に運用成績を出していればよかっただけなんですけどね...。一度ついたウソを隠すためにより大きなウソをつき.....。自転車操業で回しはじめて、それがやめられなくなり...。そんな感じで深みにはまっていったのかもしれません。
悪気がなかったと当事者は思っているかもしれませんが、人のお金を預かった責任の重さを軽視しすぎていたのではないかと思います。
彼らはある意味お金の専門家のはずなんですが...。
また時間があったらこの事件の全体像をまとめたいと思っています。
winegyさんコメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
なんかいまからおもえば報告書の数字きれいすぎた
って感じですよね、ボルドーとシンデレラワインにしか
投資しないっていってたのにおかしかったし、ちゃんと指摘しないといけなかったと反省です。ワインを自転車操業しているとおもっていました 召喚ファンドのワインをちがうファンドが買い取って。。。
有名税理士がからんでいるっていうのに安心しちゃいましたよね
国際会計実務に通じたスタッフは?
ゼロですよね。
だって少なくとも高橋さんに社長を押し付けてからは、高橋さんの実家の酒屋が本社になっていたんですから、当初の東京の本社も破綻してからの本社も恐らく秘書付きバーチャルオフィスでしょ。
それで多額の資金を運用して会社として機能すると思ってたところが凄い。
3人の税理士は税理士会の歴史に名を残すだろう。
みっともなくて不可能でしょうね。
普通の商店主や会社経営者が幼児にイタズラして猥褻罪で捕まったのと同じレベルです。
とても地元に留まれませんよね。
あ~みっともない。