先日、メールを送ってからN女史からのメールや電話の連絡はありません。
Kさんと、Hさんに連絡したあとにまるもりはどうしようか考えました。一応、以前、空室がうまるまではアットホームでの掲示は無料でつづけるとメールで書いていてきましたので(そんな約束を覚えているかもあやしいですが.....。)空室状況は伝える必要があるでしょう。
一回、メールを送って、返信がないのでまた送るのはちょっとくどすぎます。
一回電話してみるかな.....。
まるもりはN女史に電話をかけてみました。
「プルル、プルル。」呼び出し音で電話はつながりません。
間をおいてまたかけてみましたがつながらないし、コールバックもありません。
「これは受信拒否くらっているかな.....。」
いままでは電話をかければコールバックもありましたし、メールを送ればそれなりの返信はありました。
完全に切られたと言っていいでしょう。
「ちょっとうっとうしくなってきたらこれだもんな.....。」
N社に電話をかけてもいいですが、どんな対応をされるかは大体想像がつきます。まあ確かに賃貸契約書は仲介なしの直接契約になっていましたし、競売の手数料とリフォームがおわればさっさと切りたい客だったのかもしれません。でもそれなら最初に私の仕事はここまでですので地元の業者さんとの対応はご自分でやってくださいと言ってもらった方がましでした。
N社との競売代行の契約書には賃貸人募集のサポートという項目もありますし、N女史がおくってきた空室があるかぎり募集を行うというメールの文面もあります。これを根拠にどういうことなんだと問い詰めてもいいのかもしれませんが、メールも電話もつながらないでは時間の無駄です。
N社自身も埼玉からは遠方の会社でまるもりの家からどなりこみにいくにも片道ゆうに3時間は車でかかります。
「まあ、しょうがないさ、実際のところはサポートどころか足を引っ張られていた感じだったわけだし、もう自分の責任ですべてやっていくさ.....。かえって出来ない業者でよかったじゃないか。上手な業者ならもっと上手に型にはめられて、カモ状態がつづいていたかもしれないとかんがえればいいんだから....。」
実際、こんなことで怒ったり悩んだりしても時間の無駄です。やらなければいけないことは山ほどあるのですから.....。
そんなことを考えていたときにまるもりの携帯がなりました。みなれない携帯の番号です。
「もしもし。」
「もしもし、こちら第一号物件の202号のTなんですけど、大家のまるもりさんでいいですか?」
「はいそうですけど。」
「あの、自分の駐車場のところに車が止められててちょっと困っているんですけど。」
「えっ、そうなんですか?」
「家に帰ってくると止められていて、クラクションならすと1階の方からでてきて車出すんですけど、ここのところ連日なんですよ。なんとかなりませんか?」
「わかりました。今すぐどうこうはできませんが、車の車種とナンバーを控えていただけるようにしてもらえませんか?できれは写真もとっておいてもらえると...。協力していただけますか?」
「わかりました。本当にうっとうしくて困っているんです。なんとかしてください。」
「申し訳ありません。なんとか対応しますので.....。」
電話を切ってからまるもりはドッと椅子に座り込みました。
今すぐまるもりはどうこう対応できる状況ではありません。
「困ったな....。1階からでてきたということは105号室の入居者なんだろうけど。105号は駐車場の契約はしてないはずなんだが.....。」
まるもりは頭をかかえました。
そしてこれがこの後の1年以上にもわたる苦難の始まりだったのです。

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