裁判所の執行係のところで申立書をもらい、指示にしたがい記載します。記載がおわったら捺印します。500円の収入印紙と1050円の郵便切手2組を提出しました。(引渡し命令の相手と私への送付のための料金ですね。これは2011年3月当時ですので、今は料金かわっていると思います。)
思ったより簡単に手続きが済んだのでほっとしました。これで不動産引渡し命令がでるはずです。
裁判所をでたあと、事件記録の閲覧でわかったまだ連絡のとれない203号と205号の賃貸人の方の名前で改めて賃貸人の変更のお知らせをパソコンで作成します。
-------------------------------------
賃貸人変更のお知らせ
B様
U市○○町××-▼▼の土地付き建物は、先日謄本にてご通知のとおり平成23年2月28日付けでまるもりに所有権が移転しました。
従いまして、上記建物賃借契約上の賃貸人たる地位はまるもりに移転しましたのでその旨ご通知申し上げます。来月分以降の上記建物の賃料(月額 ○○○円)は下記あてにお振込みくださいますようにお願いいたします。なおご不明な点がございましたらまるもり(Tel ○○○-▼▼-■○◇○)までご連絡ください。
記
新しい賃料の振込み先
○○銀行 ▽▽支店 普通 ○▽◇○○◇▼
口座名義人 まるもり
以上
-------------------------------------
「データを打ちだすプリンターがないですので後日またプリントして投函しておきますよ。」とN女史はいいました。
「いやこういうことは早い方がいいでしょう。昨日止まったホテルで有料ですけデータのプリントアウトのサービスがあったので、ちょっと頼んで大丈夫そうならそこでプリントアウトして今日、投函しましょう。」
そういってまるもりはN女史と昨日宿泊したホテルにもどりました。
フロントにいくとまるもりは窓口の係りの人に声をかけました。
「すいません。今日、○▼◇号室をチェックアウトしたまるもりなのですが、実は宿泊中にデータをプリントアウトするの忘れまして...。申し訳ないのですが、プリントアウトさせてもらってよろしいでしょうか?」
「わかりました、いいですよ。」
許可をもらったまるもりはロビーのプリントアウトサービス用の端末にフラッシュメモリーを挿入してデータをプリントアウトしました。フロントで料金を払ってプリントアウトしたお知らせを受け取ります。
「じゃあ、アパートにいきましょうか。」
まるもりはN女史にいいました。