2014年04月25日

競売2回目の挑戦(11)

 

 案内係の女性がこちらをみて、「わかりました、こちらの番号札をどうぞ。」と機械から整理券を出してくれました。渡された整理券と、すでに記載してある保証金の振り込み依頼書、通帳を持って座って待ちます。

 
 窓口に呼ばれて通帳と振り込み依頼書を窓口の係の人に渡します。「お振込みですね。」「はい。」「それではこちらの用紙に振り込み手数料840円を加えた198万840円と記載していただいて署名捺印をお願いします.....。」まるもりは言われた通りに書類を記載し、身分証明書として免許証を提出し無事に振り込みを終了しました。


 銀行を出た後、コンビニでのりを購入して、近くのコーヒーチェーン店に入り、裁判所からもらった入札保証金振込み証明書に銀行で受け取った「保管金受入手続添付書」を貼付しました。その他の文書も不備がないのを確認してから入札金額を考えます。「1400万~1500万くらいがひとつの目安か.....。」そうつぶやいてしばらく考えた後、まるもりは1655万と記載しました。


 ちょっと高額だなとは一瞬思いました。しかし最初に落札できなかった伊勢崎の1601万での落札金額が頭に浮かんだのです。1650万でも勝ちたい.....。(そしておまじない的に5万の端数をつける.....。)


 ふうっと一息つくと、入札書を入札書用の封筒に入れ、封をしました。そののち、他の書類といっしょに提出用の書類に入れ、のりで封をしました。


 「これで、一段落だ。これを裁判所に提出すれば、今日の仕事はコンプリートだ。」書類を鞄に詰めるとまるもりはつぶやきました。時計は1時半をまわっています。裁判所にいそいでも戻らなくてはいけません。まるもりは少しあわてて席を立ち、会計を済ませると足早に駐車場に向かいました。

posted by まるもり at 21:14| Comment(0) | アパート経営奮闘記 | 更新情報をチェックする