2014年04月03日

競売物件の取得を目指すまでの経過(2)

 2500万は大金ではありますが、不動産の購入となると対象の物件は限られます。


 まるもりは埼玉の北の方在住ですが、都内ははっきりいってまともな物件は買えません。埼玉にしても中古のアパートの相場は3000万~4000万くらい。マンション投資はなんとかできそうですが、まるもりはマンションは絶対に買わない方向で考えていました。というのは、基本、売買で儲けるつもりではなく、長期的に所有してうまくキャッシュフローを確保していくつもりでしたので、マンション投資は割りにあわないだろう思ったのです。


 老朽化してきたときの建物の建て替えや補修は住人の意見がまとまらないとできなかったりします。災害があったときも補修ひとつままならない状況になることは1995年の阪神淡路大震災のときもニュースになっていましたよね。


 そしてマンションは賃貸人がいようがいまいが管理費が毎月発生します。これは大きいコストです。そしてマンションのおおきな問題は建物の老朽化と同時に住人も高齢化することです。今、活況な江東区のマンション群も30年後には今の多摩ニュータウン化する可能性が高いでしょう。住人の高齢化と建物の老朽化は急激にその物件の価値を落としていくことでしょう。長期的にみるとマンション投資は時間がたつにつれ物件のババ抜き状態になるように自分には見えたのです。(でも実はマンションだけでなく、日本の不動産はほとんどババ抜きで最終的にどこで売り抜ける....つまり出口戦略を描かなければ最終的に本当に得をしたのか損をしたのかわからなくなるということにまるもりは気づくのですが....。)


 ともかく何があっても土地が残れば0にはならないだろう。その安心感からは土地付きの建物がいいというのがまるもりのスタンスでした。そして0か1の一戸建てよりは、アパートを手にいれられればいいなと考えていました。

 でも手元のお金では北関東の物件さえも手が届くか微妙です。そこで競売で物件を手に入れられないかと考え始めたのでした。
posted by まるもり at 21:36| Comment(0) | アパート経営奮闘記 | 更新情報をチェックする