2014年04月30日

競売2回目の挑戦(16)



 2月8日は火曜日でした。もちろん平日ですから、まるもりは普通に仕事に出かけます。落ち着かない気持ちもありますが、結果は決まっているわけでじたばたしても始まりません。正直なところ本当にあの物件を落札してうまく経営できるのか不安がないわけでもなかったのですから。まあダメならダメでまた次の物件をさがせばいいし.....。でも落札したらばしたで、結構忙しくなるかもしれないな.....。などと色々な考えが浮かびました。でもそれはそれ、仕事場に入ったら一切、忘れて本業に意識的に集中するようにしました。


 ばたばたと仕事に追われ、気が付くと午後6時すぎていました。仕事がおわったところで、ネットに接続して「不動産競売物件サイト」(http://bit.sikkou.jp/)にアクセスします。この物件の事件番号を検索して入札結果を確認します。

 注目の開札結果は.....。







  売却価格 1655万円!!


 まるもりの入札価格と同じ金額です!


「やった~!!」とまるもりは心の中で叫びました。
 
 これは、つまり落札できたってことだよね。よかった~。

 何度もサイトの売却価格を確認して間違いことを確信したまるもりは早速、奥さんに電話をかけます。

「もしもし、まるもりだけど.....。」

「ああ、お疲れ様。仕事終わったのね。」

「うん、それで、例の物件だけと、裁判所のサイトみたらば売却価格が自分の入札価格と同じ値段だったよ。」

「そう。ということは.....。」

「うん。多分落札できたってことだと思うよ。」

「そう、よかったね。いよいよ大家さんですか。おめでとうございます。」

「うん、ありがとう。」

「じゃあ気を付けて帰ってきてね。」

「うん、じゃあ、帰るね。」そういうと、まるもりは電話を切りました。


 落札に成功して歓喜のまるもりですが、これから、思いもよらぬ苦難の道が続くことになるとはまだ予想だにしなかったのです。まるもりはこれからうまくこの物件を経営していくことができるのでしょうか.....。



posted by まるもり at 20:03| Comment(0) | アパート経営奮闘記 | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

競売2回目の挑戦(15)



「契約書、本日お送りいたしましたのでご査収のほどお願いいたします。


 2月8日も本業の業務が立て込んでおり、結果の確認やメールのチェックは夜になると思いますが、いい結果であって欲しいと考えております。1655万での入札なので落札時の御社への報酬は消費税込みの52万1325円になります。(当時は消費税5%です。2011年2月)


 とりあえずの出張日数を10日と考えて62万1325円を御社にお支払いする算段をつけますので落札の折には振り込み先の口座も通知していただければ幸いです。


 吉報を心よりお待ちしております。引き続きよろしくお願いいたします。」

 まるもりはこうメールを打った後、ほっと一息つきました。


「もう賽は投げられたんだ。あとは自分とNさんを信じて結果を待つだけだな......。やることやったし明日の仕事の準備しなくちゃ。」

 
 人事を尽くして天命を待つ。やることはやったんだと割り切って、本業に打ち込み、家では奥さんを手伝って子供の世話をしながら、まるもりは開札日の2011年2月8日を待ちました......。


 運命の開札日まであと2日......。

posted by まるもり at 20:58| Comment(0) | アパート経営奮闘記 | 更新情報をチェックする

マイホーム奴隷制度

 
 

 今日も調子にのって思いつくままに書いてみます。
 もちろん、この後に本編も投稿しますので、まるもりの勝手な独り言を見たくない方は読み飛ばしてね。

 
 さて、よく夢のマイホームと申します。多くの方が借金というと嫌がる傾向にありますが、ローンというとなんか少し響きがいい感じがありますよね。住宅ローンといえば高額ですが、誰もかれも当たりまえのようにローンを組んで自宅を購入しています。でもね。よく考えてください。個人が事業で数千万なんてふつうは銀行は貸しません。でも住宅ローンならどうして平気で銀行はお金を貸すのでしょう?


 ぶっちゃけ、とりっぱぐれが無いからです。ローン払えなければ住む場所なくなるというのは借りる方としても心理的に大きいですし、万が一の時の保険も同時に入っていただいて、何かあったら生命保険で払っていただきますからとりっぱぐれがないんですっていうことなんですよね。(払えなくなったら入っていただいた保険で体で払っていただきますので、安心して30年奴隷になってくださいね。てへっ。って事です。)よくよく考えれば、どこのえぐい借金取りでしょう?サラ金も真っ青ですね。(まあ所詮、銀行は金貸しなんですが.....。)


 30年くらいかけて元本の2倍近くのお金を返していただくと。しかもそのお金は前回のエッセイでも書いたように無いお金を貸した形で利子をとるということなんですね。ちゃんとしたお金を貸して人肉を担保にしたシェークスピアのシャイロックも真っ青ですね。


 そして本来借金があるわけで、まだ自分の物とはいえない自宅にも固定資産税、不動産所得税その他もろもろの税金がかかってくるんです。借金あって担保になってるんだから税金は銀行から取れよといいたいところですが.....。


 そして日本の住宅ローンのえぐいところはノンリコースローンでないということです。サブプライム問題のアメリカの住宅ローンはノンリコースローンで、返還請求権が個人の資産にまで及ばない契約です。いくら残債があろうと担保価値を超えて返済は請求されません。当然、自宅は強制売却ということになりますがが、自宅を手放しさえすれば借金からは完全に解放されるのです。つまり、担保割れ分は金融機関側がリスクを負う義務があるのです。ところが日本はリコースローンです。担保割れして残った残債も支払い続けなくてはなりません。


 つまり、日本の住宅ローンは支払いができなくなると、自宅を失う上に、借金が残るということです。ひでーっ。何て罰ゲーム?それで、阪神大震災や東日本大震災では震災で失った家のローンが残って、さらに新しい家を建てたら、そちらのローンも発生するという二重ローンになるわけですね....。あなおそろし。


 まあ、早い話、住宅ローンを申し込む個人は銀行にとっては鴨がネギしょってやってきたてな感じなんですね。よく銀行がテレビで住宅ローンのCMやってたり(これ宣伝費余裕で数千万から億単位ですぜ旦那。)、土日まで住宅ローン相談会やるってのはそれだけ確実なカモで....ちょっと言葉を間違えましたね、ではなくって、下手な法人への貸し出しよりよっぽど確実な融資先ってことです。


 ということで、まるもりは日本国中に蔓延している住宅ローンを銀行のためのマイホーム奴隷制度と勝手に呼ばさせていただいております。


 でも賃貸で粘っても借主が高齢になってくると借りる際の連帯保証人をみつけるの大変になってきて新たに借りるのもそうですが、契約更新の時もなかなかしんどいくなってくることもあるんで、持ち家を持ちたくなるのもわかるのですが....。


 でも家を持つこともできずに身寄りもいないという人も増えてくるので、今後は保証会社の需要がだんだん増えてくるのではないかとまるもりは思っています。でも案外、賃貸人って守られているんですよ。(大家になるとわかるんですが、結構住んでいる賃貸人の権利は大きく、守られているんですね。本編でもおいおい述べますが、家賃滞納なんて、無銭飲食(食い逃げ)とおんなじだとまるもりは考えていますが、無銭飲食は警察も動いてくれますけど、家賃滞納ですぐ賃貸人を追い出すというのはなかなかできなかったりりします。)


 もちろん賢明な皆さんは、それを理解してマイホーム奴隷制度をうまく利用してやっている方達だと思いますが......。


 ということで勝手なまるもりのエッセイ2回目でした。


 つづけて本編も投稿しますね。引き続きよろしくお願いします。

 
posted by まるもり at 20:38| Comment(2) | まるもりの勝手なエッセイ | 更新情報をチェックする
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